トヨタのレクサス「LC500」
北米国際オートショーが11日、米国のミシガン州・デトロイトで開幕。新型の高級車を出展した日本のトヨタ自動車と日産自動車は社長が自ら登壇し、性能をアピールするなど火花を散らした。日本メディアが12日付で伝えた。
トヨタは高級車ブランド「レクサス」の旗艦クーペ「LC500」を世界初公開。豊田章男・社長は記者会見で「試作車を何度も運転した経験から、すごく優れていることを保証する」と自信を見せた。LC500は最高出力475馬、排気量5リットルのエンジンを搭載している。アルミや炭素繊維強化プラスチックなどの素材を採用し、車体の軽量化を実現。日本での発売は17年春ごろを予定している。
一方、日産は高級車ブランド「インフィニティ」のクーペ「Q60」の新型を出展。カルロス・ゴーン社長は「世界中の富裕客が待ち焦がれていた車だ」とアピール。「Q60」は最高出力400馬力、排気量3.0リットルのツインターボエンジンを搭載するモデルもある。日本で次世代スカイラインクーペとして販売される見込み。
米国で売れ行き好調のピックアップトラックに関しては、ホンダが新型の「リッジライン」を披露した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月13日