海外留学から帰国した湖北省の呂鑒涛氏が率いるチームが発明した、3Dパンケーキプリンターが、このほど武漢市に登場した。同製品は量産化を実現し、国内外の一般市場に進出した。中国新聞網が伝えた。
同日お披露目されたこのプリンターは、縦50センチ、横30センチほどで、パンケーキ保温・温度調節器、原材料ケース、パンケーキ専用パレットナイフなどからなる。プリンターが使用する「インク」は、食べられる原材料(米粉や小麦粉を水で溶いたもの)だ。まずパソコン、あるいはタブレットPCや携帯電話のソフトでパンケーキの形を選び、原材料を調整する。それからSDカード、USB、Wi-Fiなどにより図案をプリンターに伝送する。プリンターはこの図案に基づき動き、食べ物の「組み立て」を終える。人物の写真やアニメキャラクターなどの入った、さまざまな食品を作って食べることができる。