中国のエクイティ投資専門サービス機関・投中集団が12日に発表したデータによると、2015年に国内外でIPO(株式新規公開)を実施した中国企業はあわせて358社に上った。IPO件数が前年を36.12%上回り、ここ3年の最高を記録。一方、IPO資金調達額は3557億6400万元と、前年比で16.4%減少した。
15年にIPOを実施した中国企業の資金調達規模は平均で前年比38.58%減の9億9400万元。ここ数年、IPOの平均資金調達額は低下傾向が続いている。IPOは以前の大企業中心から中小企業中心へとシフトし、IPOを通じて資金を調達する中小企業が増えつつある。