台湾「聯合報」は18日、世界経済の回復基調が緩やかで、原油相場も低迷しているが、中東諸国は構造改革を加速していると報じた。中国は中東諸国の一部と国交樹立60周年ということもあり、「一帯一路」構想に基づく中国本土と中東諸国のエネルギー協力は、今回の公式訪問の大きな重点になるとみている。
エジプト政府のスポークスマンは習主席のエジプト訪問について、「中国が掲げるシルクロード復興計画を通じて、中国とエジプト両国の距離が縮まるのは確実で、両国の国交樹立60周年にあたり重要な役割を果たす」と述べた。エジプト紙「al-Ahram」は18日の社説で、「今後、エジプトと中国の交流が深まるのは確実だ。エジプトは国連安保理非常任理事国として、中国は常任理事国として共に試練に立ち向かう。両国は手を携えて地域の平和と安全を守ることになるが、非常に意義深いことだ」と指摘した。