習主席の中東訪問は「チャイナ・ドリーム」の延長線上に

習主席の中東訪問は「チャイナ・ドリーム」の延長線上に。

タグ: 習主席中東訪問

発信時間: 2016-01-25 14:44:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国のアジア太平洋戦略の見直しに伴い、米国の中東戦略への力の入れ方は急速に弱まっており、中東には戦略の真空地帯が生まれている。これが武装勢力などによる真空地帯の争奪戦を誘発し、中東情勢の混乱だけでなく、イスラム国(IS)のような過激派テロ組織の増長を招いている。また、米国が世界戦略の重点をアジア太平洋地区にシフトさせているため、この圧力に対抗して中国も西へ向かっている。これが絶好の戦略的機会をもたらし、中東は中国にとって「一帯一路」計画推進の重要な拠点ともなる。中国が日増しに成長する大国の影響力を発揮し、政治的経済的に中東の各勢力を安定化させることができるなら、話し合いを通じて米国撤退後の空白を埋め、中東の平和と繁栄を回復することができるなら、中国の「一帯一路」計画は順調に進んだと言える。それだけでなく、ISのような過激派テロ組織の消滅にもつながり、海外過激派組織からの中国新疆「東トルキスタン」分裂勢力への支援を徹底的に排除することも可能となる。

これらを考え合わせると、習主席の今回の中東訪問は中国の中東外交戦略がより積極的になったことを示す。また、これらの積極外交により、中国と中東諸国の全方位の実務協力が深まれば、それぞれの民族復興の夢も早期に実現できるはずだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月25日

 

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