国土資源部からの情報によると、上海市で不動産登記の一元化作業が2月1日に始動した。2016年には末端機関での制度確立に重点を置く方針。1月に入ってから、湖北省武漢市、江西省南昌市などの地域でも不動産登録の関連作業が始まっている。
上海市はこのほど、不動産登記の一元化に向けた取り組みに関する通知を発表。同市が立ち上げた「不動産統一登記指導チーム」の元で不動産登記の一元化作業を推進する計画だ。
通知によると、上海市規劃と国土資源部門の主導で不動産登記情報システムを構築する。不動産登記資料の精査と整理、土地、建物、林地、農業用地、海域など登録データの統合に取り掛かる。また、不動産登記情報システムは国土資源部の全国登記情報プラットフォーム、上海市不動産取引、土地、農業用地の管理情報システムと連結し、公安、民政、財政、税務など各部門の情報共有を実現する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月2日