海南島の免税店2店舗が、2月1日から「ネットショッピング」のサイトを開設した。海南島では、航空機で国内の他地域へ出発する観光客を対象とした離島免税政策が導入されているが、これと同時に規制が緩和された。非居住者はこれまで免税ショッピングの回数が制限されていたが、これが撤廃されたほか、1人あたりの年間免税ショッピングの限度額が1万6千元に引き上げられた。
海免海口美蘭機場免税店有限公司の孫勇総経理は、今回の新政策導入後、ネット販売システムでは5秒以内に、買物客の身分、年齢、離島情報、購入限度額、購入回数などの要件について認証を行い、旅客のネットショッピングが可能になると語る。ネットショッピングのプラットフォームでは、旅客のフライト情報も確認でき、「支付宝」やネットバンキングなど複数の方法での決済が可能。旅客のネットショッピングの利便性が向上するだけでなく、違法なショッピングも防止できるという。