日産欧州販売業務部のシニア・バイス・プレジデント(SVP)を務めるギヨーム・カルティエ氏は、「2015年は新型NP300ナバラを発売したほか、電気自動車(EV)のリーフに30kWh駆動用バッテリーを搭載して性能を向上。クロスオーバー車のキャシュカイ、Juke、エクストレイルの販売台数は、欧州記録を更新した」と話す。2015年は欧州で、日産のクロスオーバー車販売台数が24万8000台に上り、全車種のうち販売台数が最も多かった。EVでは、リーフの販売台数が1万5600台を超えたものの、ルノーのZOEの1万8453台には及ばなかった。
国別で、スペインの販売台数は前年比4.1%増、イタリアは19%増、英国とドイツはいずれも12%増。一方、日産にとって欧州で英国に続く第2の消費国となるロシアでは、経済の減速により、販売台数が28%減少した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月2日