中国の春節、グローバル化を強める

中国の春節、グローバル化を強める。

タグ: 春節  グローバル化

発信時間: 2016-02-02 15:37:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の春節(旧正月)は、その特色ある風情、中華民族の歴史・文化を理解する生きた化石としての存在により、世界から注目を集めている。赤提灯、春聯(春節を祝って掛ける対聯)など、伝統的な春節の必需品も人気が高まり、全世界に向け販売されている。

欧州最大規模の中華街の一つである、イタリアのミラノにある中華街は春節の雰囲気に包まれている。豆腐、燻製肉、小麦粉など中国の春節に必要な食材が揃っている。さらに中国人のスーパーでは、春聯や赤提灯などの用品の販売が始まっている。多くの華僑が集まるNYマンハッタンの中華街は、より春節らしい雰囲気となっている。多くの外食店は年越しの夜の食事の予約などを宣伝している。通りの両側に並ぶ手工芸品店も、春節に関する工芸品を追加し、多くの客を集めている。

米シカゴに定住する劉さんは、「中国の正月用品の購入が近年便利になった。1980年代に米国で留学していた頃は、水餃子を作るため酢やラー油を買おう思っても困難だった。今や中国で購入できる食材や調味料のほぼすべてを、米国で購入できるようになった」と話す。

米国の大半の店は貿易会社から商品を輸入しているが、一部の店は中国国内から直接仕入れている。中華街のような華人が集まる場所で、本物の正月用品が便利に購入できるほか、米国人が最も好むアマゾンにも、お年玉袋、春聯、赤提灯などの関連商品がある。注目すべきは、そのうち多くの売り手が中国国内にいることだ。彼らはアマゾンの「世界開店計画」により欧米などで出店し、世界各地の人に中国の商品を届けている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月2日

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