国家海洋局が3日発表した情報によると、中国が独自に開発した4500メートル級深海無人資源探査システム(AUV)「潜竜2号」が、中国科学技術部が集めた専門家チームによる海上試験現場での審査に合格した。科技日報が伝えた。
潜竜2号のチーフデザイナーの劉健氏は、「潜竜2号は南西インド洋の海上試験で、潜水器の航行および自主回避能力、地形観測能力、熱水異常観測能力、光学観測能力の審査を終え、海上試験現場での審査に合格した」と話した。AUVは初めて中央海嶺の複雑な地形の、海底に近い地点からの3D画像を作成した。断橋熱水区、竜旂熱水区の異常点を発見し、中央海嶺の近海底高画質画像、および硫化物、玄武岩、魚介類などを撮影した。これは潜竜2号が深海熱水硫化物の探査能力を備えたことを意味する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月4日