中国中車集団が製造した第2世代大容量キャパシタ無軌道電車2両が、今年10月からオーストラリア南部の都市グラーツの公共交通網を走る予定で、営業テストが行われる。これは中国中車の大容量キャパシタ無軌道電車が欧州連合(EU)市場に進出した初めの一歩になる。
中国中車の寧波(ニンポー)産業基地とハンガリー(中欧)新エネルギー設備有限公司はオーストリアのホールディンググラーツ社とともに、3日にグラーツ市政府庁舎で無軌道電車のテストについての合意に調印した。テスト車両には最新の30000Fグラフェンナノリボン混合型大容量キャパシタが採用され、第1世代よりも環境にやさしく、エネルギーは大きく、寿命も長いという。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年2月5日