外資系企業、中国進出に新展開

外資系企業、中国進出に新展開。

タグ: 外資系企業 中国進出

発信時間: 2016-02-12 11:22:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

地域別に見ると、東・中・西部地区がそれぞれの強みを示し、分業化が進み、外資導入の特徴が鮮明になった。

「本部経済」は、上海の名刺になった。上海市商務委員会のデータによると、昨年末までに上海で設立されたグローバル企業の地域本部は累計で535社、投資性会社は312社に達した。上海は中国大陸部で、グローバル企業の地域本部が最多の都市になった。

研究開発センターは、北京、上海、深センに根ざしている。外資系企業が中国で設立した研究開発機関は、2400社以上に達する。研究開発は国内製造業を対象としていたが、現在はアジアや世界に向けられている。一部の研究開発センターは、研究開発本部への格上げの傾向を見せている。

自由貿易区にハイエンド産業が集まっている。中国商務部外資司の責任者によると、対外開放の制度が整っている4大自由貿易区は、ファイナンス・リース、技術開発、創業・投資、電子商取引、現代物流などハイエンド産業の外資を誘致している。

長江経済ベルトに、新しい外資系企業が押し寄せている。同地域で昨年新設された外資系企業は1万1974社で、全国の45%を占めた。地域内の外資構造は、戦略的新興産業、ハイテク産業、現代サービス業にアップグレードしつつある。

中西部の外資誘致には、伝統産業と新興産業の共存が見られた。中西部地区の加工貿易が全国に占める比率は10%以上で、東部の労働集約型産業の移転受け入れの流れが明らかだ。また電子、自動車、航空・宇宙産業、医薬品、現代農業などのハイエンド産業とサービス業務委託も、中西部である程度の規模を形成している。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月12日

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