昨年末、伝統工業地域の瀋陽市の重大情報が、相次いで発表された。昨年12月21日に「瀋陽市『中国製造2025』実施案」が発表された後、国務院は12月23日に「中独(瀋陽)ハイエンド設備製造産業パーク建設案」の同意文書を発表した。中国製造2025、ドイツのインダストリー4.0戦略の融合・協力の重要な担い手として、中独産業パークは国家が初めて認める中独ハイエンド設備製造産業の協力をテーマとする戦略的プラットフォームになった。
独SAP社の製造業専門家のGolan Kwok氏は、「スマート製造は産業化や自動化ほど単純なものではない。スマート製造は顧客に高付加価値サービスを提供しなければならない。中国とドイツの企業はインダストリー4.0を利用し、製造業のスマート製造へのモデルチェンジ・アップグレードを促すことができる」と話した。瀋陽機床集団欧州集群総裁の張天君氏は、「いかにインターネットを利用し、伝統的な製造技術の新たな産業革命を実現するかは、スマート化へのアップグレードの重要な段階だ」と語った。