米国企業が日本市場から撤退する動きが目立ちつつある。米マクドナルド本社が保有する日本マクドナルドホールディングス(HD)の株式の大半を売却する方向で交渉に入っているほか、米自動車大手フォード・モーターも日本市場からの完全撤退を決定した。
米フォード社は日本での販売不振を撤退の理由に挙げた。今年末までに日本にある52カ所の販売店を閉鎖し、フォード車の輸入・販売も停止する。
一方、日本マクドナルドは期限切れの鶏肉を使用していた問題の発覚以降、メディアからバッシングを受け続けてきた。客足が遠ざかり、株価は暴落。こうした状況を受け、米マクドナルド本社は大半の保有株を手放し、日本市場から離れることを選んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月15日