中国の歳入対GDP(国内総生産)比はこれまでも学界や社会の各面から注目されている。権威筋からの情報によると、IMF(国際通貨基金)基準に基づいた試算では、中国の2014年と15年の政府歳入対GDP比はそれぞれ30.5%、30.1%。中国の歳入対GDP比は世界平均の38.8%を下回っている状況だ。
歳入対GDP比は、一定期間においてGDPに占める政府歳入の割合。国民総所得に占める政府歳入のシェアや、社会資源の占有と支配において政府、企業、住民個人の関係を示し、政府機能の広さと深さ、経済・社会生活における政府の地位と役割を表している。
専門家によると、中国の歳入対GDP比は世界平均の38.8%、先進国平均の42.8%、発展途上国平均の34.4%をいずれも下回っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月24日