最近の春節は海外旅行だけでなく、海外で家を購入することが、中高クラスの所得の人たちの間で広がっている。こうした動きは海外の不動産マーケットを高騰させ、さらに住宅価格も大幅に押し上げている。今年の春節はその傾向が一段と強まったという。多くの住宅関係企業は「春節期間の海外での取引量が激増した」と話す。
申年の今年の春節、中国人の間で住宅争奪激戦地とされたのはカナダ・バンクーバーの東15キロに位置するコキットラム。
今年45歳の王さん(女性)は実際にこの戦場で戦った証人である。彼女によると、中国人の住宅購入の目的はある人は投資、ある人は子どものためという。そうした各人各様のニーズが市場を刺激していると分析する。