コキットラムにおける住宅価格はウェストバンクバーやリッチモンド、バーナビーに比べて安いため、多くの住宅購入希望者が主戦場を同地に変更。そのためやや辺鄙な土地にもかかわらず、1軒の家を十数人が奪いあっている状態とも話す。また買主の多くは家庭の主婦で、子どもをカナダの学校に通わせたいのだという。
海外展開が早かった緑地集団も、中国人の海外住宅購入ブームが年々激しさを増していると指摘。ある統計よると、今年の春節期間に緑地集団が主催した韓国済州島・ハルラ山村の現地購入ツアーには126組が参加し、そのうち33軒の成約があったという。参加数が103組だった前年と比べ、新規見学者の伸び率は18.2%増であった。
中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月27日