新空港は同エリアの交通中枢となる。2020年の年間旅客数は延べ4500万人、25年にはさらに7200万人まで拡大する見通し。航空機の年間発着回数は62万回に達する。
中国は今や世界でもっとも多くの空港を有する航空大国に躍進している。06年にベルリン空港が着工した当時、中国で供用中の空港は142カ所だが、15年末時点でその数は210カ所に増加。フランクフルトでドイツ有数の建築設計事務所アルベルト・シュペーア&パートナーの中国事業責任者、Johannes Dell氏は、「中国のように、このような短期間でこれほど多くの空港を建設できたのは世界でほかに例がない。中国には巨大な需要と資源があり、このような巨大プロジェクトを完成される能力もある」と評価している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月2日