業界関係者は、石油ガス開発区入札制度の先行導入テストが行われている新疆ウイグル自治区、中国石油天然気や中国石油化工の混合所有制改革が試行導入されている油田などがテスト対象に選定されるとみている。ヌル・ベクリ局長によると、国家能源局は新疆ウイグル自治区とともにエネルギー総合改革方案の策定に取り組んでいるが、準備はまだ整っていないもようだ。
中国のエネルギー改革全体計画によれば、石油・天然ガス体制改革は2014年に検討開始し、2015年末に最終案が提出された。「石油天然ガスは中国のエネルギー構造で大きなウェイトを占めており、その改革は対象範囲が広く、微妙で慎重を要する。いくつかの方案は常に見直しを重ねていく必要がある」という。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月8日