(4)生産能力をめぐる協力の推進。中国は約20カ国と生産能力国際協力の体制を構築している。カザフスタンとは生産能力協力の新モデルを作り上げ、多くのプロジェクトが各国で実施され、定着している。
「一帯一路」構想を提唱したのは中国だが、そのチャンスは世界のものだ。この構想はアジア・欧州大陸の発展と協力が必要との呼び声に従ったものであり、中国が国際体系への1つの参加者から公共財の提供者へと転換することを意味する。「一帯一路」は、「共に協議し、共に建設、共に享受する」という原則を守る。実行にあたっては、相互不干渉のモンロー主義や、ましてや拡張主義ではなく、開放主義を掲げる。「一帯一路」は未来の世界に向け、アジア・欧州大陸が共に発展する新たな歴史絵巻を描き出すに違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月8日