「朝日新聞」はウェブサイトで5日、李克強総理が政府活動報告で「十三五計画綱要(草案)」について説明したと報じた。「十二五」期間はGDP成長率年平均7%を実現したが、「十三五」では「6.5%以上を維持」に下方修正された。
李総理は、中国は 「十二五」期間中に国際環境が錯綜するなか年平均7%の経済成長目標を実現したと指摘。 「十三五」では成長目標が下方修正されたものの、依然として高い水準にある。李総理は目標達成に自信を示し、国民生活はさらに豊かになると述べた。
中国政府は「十三五」最後の年となる2020年までに、GDPを2010年比で倍増させ、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的実現を目指す。年平均成長率6.5%の実現はこの目標に向けたボトムラインとなる。