商務部(商務省)の高虎城部長は14日午後北京の人民大会堂で、中国人民政治協商会議(全国政協)第12期全国委員会第4回会議の閉幕式に先立ち、取材に答えた。人民日報が伝えた。
高部長は、「海外へ流れた消費の国内への回流を吸引する措置には、免税店を増やす、一部消費財の輸入関税を引き下げるなどがある。今年は免税店増加の関連規定をうち出すことは確実で、また一部製品の関税引き下げを検討し、タイミングをみて引き下げを実施することになる」と述べた。
高部長は今年1~2月の対外貿易の輸出入データの下げ幅が大きかったことについて、「これは正常なことだ。主に世界ではこの時期、1、2月の貿易データが低下するのが一般的であるためで、中国には春節(旧正月、今年は2月8日)という伝統的要素もあるからだ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月15日