「中国は世界の経済成長を支える柱」 世界500強企業が「両会」に高い関心

「中国は世界の経済成長を支える柱」 世界500強企業が「両会」に高い関心。

タグ: 中国経済

発信時間: 2016-03-17 15:16:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)は、世界第2の経済大国である中国の政策方針について世界が検討判断する機会だ。ある世界500強企業の中国法人の幹部が新華社の取材に対して、「『両会』の経済関連の議題に注目しており、中国経済の見通しに確信を持っている」と応えた。彼らにとっては、中国は依然として世界の経済成長を支える重要な柱であり、 「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」計画、供給側の構造改革、「一帯一路」構想などは中国と世界に新たな成長の原動力をもたらすものなのだ。

中国経済の見通しを懸念する声もあるが、中国の経済情勢を長期にわたり注視している多国籍企業の幹部が信頼感を示している。

米GEの上級副社長と中華圏担当CEOを兼任する段小纓氏は、「2015年の経済成長はやや鈍化したものの、中国は依然として世界の成長を支える柱だ。中国が改革開放を推進し続ける姿勢は、未来への信頼感を抱かせる。『十三五』期間に中国政府が進めようとしている構造調整、生産能力削減、開放推進などの一連の措置は、中国経済の新たな注目の的となる」と指摘した。

米デュポン副総裁とアジア太平洋地区総裁を兼任する蘇孝世氏は、「中国経済は新常態に入り、成長が鈍化したものの、GDP総額ベースでは相当な伸びだといえる。中国は引き続き、世界最大で最も魅力的な市場の1つだ。さらに重要なのは、中国が経済発展の質的向上と内需拡大に注力していることだ。これらの変化は中国経済の発展に向けた基盤固めにつながり、その効果が期待される」と語る。

蘇孝世氏はまた、中国は「イノベーション、協調、グリーン、開放、共享(共に享受する)」の5つの発展理念に従い「十三五」計画を進めれば、科学技術のイノベーション、都市化の発展、製造業の高度化、環境改善、人材育成などの分野で多くの機会が創出される見通しで、同社も中国の発展により深く参画していきたいとしている。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。