「安心してもらいたいことがあるが、全面的かつ長期的に見ると、中国政府の中国公民に対する年金支給の保証には何ら問題ない」
「我々は生産能力を解消しなければならないが、多くの従業員に食い扶持を失わせるわけにはいかず、かつ新たな食い扶持を代わりに探す必要がある」
「我々は政府の権力を弱めるという痛みにより、企業と市民の手続きの快適性を高める」
李克強総理は16日、国内外の1000人以上の記者を前にして、この分かりやすい表現により中国社会の発展をけん引する自信を示した。これらは中国人が現在、最も関心を寄せているホットな話題でもある。
毎年の全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)の会期中、総理は全人代閉幕後の記者会見という「大トリ」を務めることになる。これは海外が中国政府の国内外の政策を観察する「重大な日」でもある。李総理は海外が注目する経済成長問題について、中国経済の希望は困難を上回り、中国経済の長期的な好転に自信を持っていると表明した。「自信」は、海外メディアが記者会見で読み取ったキーワードだ。BBCは、「中国の総理が伝えた中心的な情報は、安心だ。中国は確かに複雑なモデルチェンジの最中にある。世界の圧力は中国のコントロールの範囲外だが、中国は豊富な資源とマンパワーの潜在力を持っており、ハードランディングを受け入れる可能性はない」と報じた。
ウォール・ストリート・ジャーナルは「経済目標未達の可能性はない=中国総理」と題した記事の中で、「李克強総理は記者会見で、中国経済がハードランディングすることはなく、成長と改革を同時に実現できると述べた」と報じた。