同鉄道の1期プロジェクトの総距離は142キロで、インドネシアの首都ジャカルタと第4の都市バンドンを結ぶ。設計上の最高時速は350キロで、3年間で竣工・開通を予定している。竣工後、両都市間の列車による移動時間は、現在の3時間以上から40分に短縮される。
中国とインドネシアは昨年3月より、同鉄道の建設に関する交渉を進め、昨年10月に契約に調印し、同合弁会社を設立した。これは世界初の政府が中心になり、両国の企業が共同建設・管理する高速鉄道プロジェクトだ。また中国にとって初となる、高速鉄道の技術標準、リサーチ・設計、施工、設備製造、物資の供給、運営管理、人材育成、沿線部の総合開発などの全面的・全体的な海外進出プロジェクトでもある。これは中国の鉄道、特に高速鉄道の海外進出に対して、重要な模範的効果を発揮する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月18日