商務部(省)は17日午前、定例記者会見を開き、中国の商務活動の状況をメディアに紹介し、記者の質問に答えた。沈丹陽報道官は、今年1-2月期、国内消費市場は総じて安定的に推移し、全国社会消費財小売売上高は前年同期比10.2%増の5兆3千億元(約91兆3千億円)に達し、前年同期比で0.5ポイント下落。価格要素を差し引いた実質成長率は9.6%であったと発表した。中国経済網が伝えた。
同部のモニタリングによると、1-2月期、重点小売企業5000社の販売額は前年同期比3.3%増となり、前年同期比1.4ポイント下落したが、消費市場は総じて幸先の良いスタートを切った。
沈報道官は、1-2月期の中国消費市場は主に次の4つの特徴を呈しているとした。1つ目は、ネット販売、通信機器の販売がやや高い成長率を維持していること。2つ目は、サービス消費が持続的に加速していること。3つ目は、不動産市場の盛り上がりが関連の消費を牽引していること。4つ目は、消費価格が引き続き回復していること。(編集IM)
「人民網日本語版」2016年3月18日