プライベートエクイティ(PE)のベイン・キャピタルが、中国を事業の主軸とする医療グループを1億5000万ドルで買収する。これは同社がアジア・ファンドを設立してから初の取引だ。米メディアが消息筋の話として、18日に伝えた。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は16日、「消息筋によると、同社はこのほど民間企業のAPMGの株主から大半の株式を取得した。この1億5000万ドルの投資には、事業拡大の資金も含まれる」と伝えた。この医療グループは1992年に米国で研修を受けた医師によって誕生し、中国と東南アジアで5軒の病院と数軒の診療所を運営している。上述した取引の内容については、17日に公表される見通し。