中国の医療・ヘルスケア業界が急成長している。今後30年間で、中国の60歳以上の高齢者数が倍増するからだ。中国の高齢者のサービス利用の拡大に伴い、医療・ヘルスケアの需要が拡大を続ける。中国政府も一連の措置を打ち出し、薬品価格の開放や大型国立病院の民営化を進めている。これらの措置により、医療・ヘルスケア投資の収益率が高まる可能性がある。
同時に、民間病院が急増している。専門家によると、これらの病院は国立よりも高効率で、より良い介護サービスを提供できると見られる。会計事務所デロイトトーマツの報告書によると、2014年6月時点で、中国の病院の47%が民間病院となっている。2008年は27%。
中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月18日