「中国製造2025」、グローバル企業に3つの投資チャンス
「中国製造2025」、グローバル企業に3つの投資チャンス。
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21日に閉幕した「中国発展ハイエンドフォーラム2016」年次総会において、中国工業・情報化部の苗ウ部長は、グローバル企業が関心を寄せる「中国製造」のモデルチェンジ・アップグレードの問題について、次のように述べた。
「中国製造2025」は大きなビジネス・発展のチャンスを秘めている。各国の経営者は、3つの投資チャンスをつかむべきだ。
まず、「中国製造2025」の実施により、産業アップグレードのチャンスがもたらされる。中国は先進製造業の発展に力を注ぎ、生産性サービス業などの新産業・新業態の成長を促し、産業のミドル・ハイエンドへの邁進を促す。「中国製造2025」が打ち出した10大重点分野は、いずれもハイテクおよび戦略的産業であり、中国の産業政策の重点的な支援対象となる。
中国は重大産業調整・協力メカニズム、製造強国産業基礎ビッグデータバンクを建設・整備中で、重点分野の技術ロードマップを発表し、全国重点産業の発展の全貌を示す地図を作成し、外資系企業を含む各種市場参与者に対して判断の参考材料を提供している。盲目的かつ無秩序な発展を極力回避し、産業アップグレードの大きな流れから事業と資産を勝ち取る。
次に、開放的な革新によるチャンスがある。「中国製造2025」の実施中、中国は国内外の製造業の革新的な協力を深化させ、開放的な革新、協力的な革新を積極的に推進し、企業・協会・政府の力を発揮する。関連国の製造業戦略との連結と実務的な協力を強化し、スマート製造、次世代情報技術、新エネ車などの新興産業の協力範囲を拡大する。標準の制定、技術開発、産業協力、団地建設、人材育成などの協力プロジェクトを勝ち取り、新産業革命の成果をより多くの人々に届け、世界により多くの利益をもたらすことを共同推進する。
3つ目のチャンスは、「一帯一路（シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード）」から得られる。「中国製造2025」の重点産業は国際化により、世界の産業の分業により良く融合する。中国は一帯一路の沿線国を、製造業の国際協力の深化の重点とし、中国企業による沿線国での投資と創業を奨励・指導し、現地での産業形成を支援する。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2016年3月22日
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