注目されているボアオ・アジア・フォーラム2016年年次総会は3月22~25日に海南省のリゾート地・博鰲(ボアオ)で開催される。今年次総会のテーマは「アジアの新しい未来:新しい活力と新しいビジョン」。政界、商界、学界、メディアのリーダー2000人以上が一堂に集まり、世界金融危機により消費と投資の需要が抑制される状況下で、如何に世界経済に新たな成長エネルギーを注ぎ、新しい成長エンジンを育成することについて検討し、知恵を出し合う。
規模について
4日間の会期で90回の正式討論会を予定。2回の全体会議(開幕会、フォワード・ルッキング指数の発表)、49回の分科会、10回の円卓討論、3回の非公開会議、12回の起業家対談、6回の会食ミーティング、4回のテレビディベート、5回の二国間会談、1回の会員グラブ討論が含まれる。
昨年と比べ、分科会が7回、円卓討論が4回増加。また、今年次総会の重点として、起業と科学技術をめぐる12回の起業家対談も今年から新設されている。15年の年次総会では49の国・地域から政界、商界、学界、メディアの来賓計2786人が参加。今年は規模がさらに拡大する見通しだ。