ロシア衛星ネットワークが22日に報じたところによると、ボアオ・アジア・フォーラムについて、ロシアの専門家やフォーラム参加者はそろって「すでに世界の経済問題を論じる権威ある場になった」との見方を示している。
ボアオ・アジア・フォーラム2016年年次総会は16年3月22~25日に海南省のリゾート地・博鰲(ボアオ)で開催される。今年次総会のテーマは「アジアの新しい未来:新しい活力と新しいビジョン」。中国の李克強・国務院総理が年次総会に出席し、主旨演説を行う予定。ロシアのアルカジー・ドボルコビッチ副首相もフォーラムに出席する。
在中国ロシア連邦通商代表部のアレクセイ・グルズデフ氏は、「初回フォーラムの開催以来、次第に影響力を強め、すでに世界経済を論じる権威ある場になった。サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の組織側が示している興味がその証拠だ」と指摘した。
また、「昨年に双方はパートナー関係を結び、協力と参加者の相互派遣について契約した。これはボアオフォーラムがすでに認められている証拠。ロシアはこれまでもフォーラムに参加してきた。商界との交流や、物事に対する見解や新たな評価に関する意見の交換など、様々な面においてフォーラムは良き場となっている」と評価している。