アジアの新たな活力は開放と協力から生まれる。「新常態」の中国は、発展の成果を世界と分かち合い、ウインウイン関係を目指している。中国政府は引き続きアジアを含む世界各国に市場、投資、協力の契機を提供。習近平中国国家主席は昨年のボアオ・アジア・フォーラム年次総会で、「“一帯一路”の構築や、アジアインフラ投資銀行はいずれもオープン的で、我々は沿線諸国やアジアの国々の積極的な参加を歓迎している。また、両手を挙げて、世界各国の友が協力して偉大な事業を成し遂げることを歓迎する」と語った。第13次五カ年計画(2016~20年、十三五)期間中、中国は「一帯一路」経済回廊の貫通をめざし、中国・モンゴル・ロシア、中国-中央アジア-西アジア、中国-インドシナ半島、新アジア欧州大陸橋、中国・パキスタン、バングラデシュ・中国、インド、ミャンマなどの国際経済協力回廊の構築を推進する。インフラ面で周辺国との相互連結を進め、アジア域内、アジアと欧州を繋ぐインフラネットワークを共同で構築し、エネルギー資源や産業チェーンの協力強化、グローバル生産能力の協力推進を促す。
アジアは依然として世界でもっとも活力に溢れる地域だ。世界経済と金融ガバナンスをリードする力をアジアは持っている。未来に向かってアジアのキーワードは自信、イノベーション、協力。これが、ボアオ・アジア・フォーラムが世界へ発信するメッセージだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月23日