インドの著名エコノミストであるデブロイ氏は、「中国モデル」と発展の道筋について独自の見解を述べた。「経済の発展モデルは国によって異なり、同じ国でも時期によって異なる。中国には強大な国有経済がある。政府は大規模なインフラ投資と、教育と医療の発展を通じて、経済成長の成果を確かなものにした」と強調した。
「中国の発展経験と資本、技術は、その他の発展途上国と分かち合うことができる」。春華資本集団の胡祖六会長は、中国はインフラ近代化について大きな成果を上げたと指摘。多くの発展途上国がインフラ整備の遅れなどの困難に直面するなか、中国の「一帯一路」構想の提唱、対外投資と貿易の推進は発展途上国にプラスに作用し、世界経済の回復をも助けるとしている。
国の経済成長は内部・外部の環境がそれぞれ異なるため、中国モデルを簡単にコピーして取り入れることはできない。しかし、中国の改革深化、開放拡大の発展経験は参考とするに価値があると言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月24日