王副主席は、「銀監会は今後も引き続き“一帯一路”構想に基づき、銀行業・金融機関の協力分野の拡大、サービス水準の向上、沿線国当局とのクロスボーダー監督・管理協力や情報共有の推進に努める。銀行に対し、リスク防止・抑制に向けた指導を積極的に行う」と語った。
また、中国銀行業協会は「一帯一路」の推進について、◇銀行の海外での組織配置の合理化を図り、「一帯一路」沿線国での支社・支店開設を適度に加速する、◇サービス、商品、体制のイノベーションを進め、多様的なチャネルを通じて総合的な金融サービス力を向上させ、企業の海外進出や、「一帯一路」構築への参加に良質な金融サービスを提供する、◇クロスボーダー融資業務での優位性を生かし、様々なルートを通じて長期的で低コスト資金源を獲得する、◇金融資本と産業資本の緊密な融合を促し、「一帯一路」沿線国の産業発展をサポートする、◇多国間、二国間の金融協力を強化する--の5項目に注力するよう提言している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月30日