インド政府筋によると、今年の後半にもインドがAIIB(アジアインフラ投資銀行)最初の融資先となる見込みだという。インドは現在、太陽エネルギープロジェクトのためにAIIBに対し5億ドルの融資を求めている。
ロイター通信のウェブサイトの3月31日付記事は、ある高級官僚のコメントを引用しながら、インドが現在AIIBに対して融資を求めていることを明らかにした。「太陽エネルギー装置を2022年までに100兆キロワットにする」というモディ首相の計画を後押ししたい考えだ。インドはAIIB出資比率で中国に次ぐ第2位となっている。
融資の貸付期限は15年で利率は2~2.5%と予想される。この数値はロンドン銀行間出し手レート(Libor)とリンクしている。
インドへの融資に対し、AIIBは直接コメントをしていないが、同行は諸国の発展プロジェクトを数多く手掛けていると述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月1日