第4回中国(上海)国際技術輸出入交易会(上交会)が、4月21~23日の3日間の日程で上海世博展覧館で開催される。
これまでの3回の実績を踏まえ、第4回目となる今年の上交会は国際化と専門化を高め、国家クラスの展示会として、よりインタラクティブな展示会を目指す。コンベンション事業者の上海東浩蘭生集団によれば、今年の上交会の出展国の数は過去最多になる。
上交会は前回から主賓国制度を採用しており、今回はイタリアを主賓国として招待した。イタリア側からは、科学研究部部長、外交部副部長、環境部副部長などから成る大規模な科学技術・経済貿易代表団が参加。主賓国として、展示やフォーラム、イタリアをテーマとした日の展示、首脳会談、見学、文化交流などの活動が予定されている。
今年の上交会では、中国と外国の複数の科学技術プロジェクトのマッチング活動が計画されている。主賓国のイタリアとは中国イタリア科学技術プロジェクトマッチング会を共同開催し、イタリア企業と中国企業のマッチングをサポートする。また、上交会に出展する海外注目プロジェクトに対しては「上交会海外技術プロジェクトマッチング会場」を貸切で設置する。このほか、第1回「中国の優良プロジェクト発掘」投融資コンクールを開催し、先進技術と資本のマッチングを促進する。