ネットユーザーから「葉叔(葉おじさん)」との愛称で呼ばれているロシア人がこのほど、「中国の高速鉄道に呆然とした」とネット上に投稿した。新華社が報じた。
「葉叔」の本名は、エフゲニー・コレソフ。もともとビジネスマンだった彼は、今はロシアテレビ局「チャンネル1」のキャスターをしている。
「チャンネル1」は今年2月28日、シリーズもののドキュメンタリー番組「中国発見」の放送を開始した。ドキュメンタリーでは、好奇心旺盛な「葉叔」が、自身のカメラレンズと独自の視点を通して、ロシアの人々に中国の様子を伝え、理解を促している。
「中国発見」4月3日放送分では、「葉叔」の高速鉄道乗車体験が紹介された。
番組の冒頭で、「葉叔」は、広州駅の前に立ち、「中国の高速鉄道は世界一速い」と興奮気味に紹介した。
「中国は、世界一速い鉄道を建設した。では、世界一長い高速鉄道はどこにあるのだろう?もちろん中国にある!」「僕が1995年に初めて中国を訪れたとき、列車の時速は50キロメートルくらいだった。だが、今では、(驚きのポーズで)平均時速が300キロメートルに達している!」と彼は紹介を続けた。
それから、いよいよ乗車体験をテレビの視聴者に報告するシーンに移った。