アウラさんの体験を見てみよう。上海から北京に向かう高速鉄道の車内で、彼はスウェーデン硬貨を窓枠のところに立たせて置いた。走行中にこの硬貨がどれくらいの間「立って」いられるかを試したかったのだ。動画の冒頭には、「これはやらせではなく、本物です!」という字幕が表示されていた。
アウラさんは、「こんなに快適で速い高速鉄道が、自分の郷里であるスウェーデンにあったらと切に思う」と話していた。
しばらくして、アウラさんは、こんなことをしていても時間の無駄だと感じたのか、あっさりと答えを出した。「硬貨は約8分間も立ち続けていた」と動画の字幕に表示した。