欧州メディアの『INAUTONEWS』が7日に伝えたところによると、トヨタ自動車は米国市場全体の2016年自動車販売台数が前年実績を小幅に上回り、過去最高を更新するとの予測を示した。
すでに多くの自動車メーカーが、2016年の米国販売台数は過去最高を更新する1750-1780万台に上るとの見方を示している。北米トヨタのジム・レンツCEOは、全米自動車ディーラー協会(NADA)の2016年年次総会で、トヨタの米国販売台数が7年連続で前年を上回るとの見通しを示した。高級車販売が再び一般車種を上回り、シェアが約60%に達するSUVとピックアップトラックの販売台数が引き続きセダンを超える見込みとしている。
販売予測は保守的だが、トヨタはチャンスを見い出している。特にここ数年の自動車リース回復がディーラーにとっては好材料で、ディーラーによる認定中古車の販売増につながる可能がある。