実際にここ数年、特にこの1-2年の間に金立(GIONEE)、中興通訊(ZTE)、聯想(レノボ)、vivo、OPPO、華為(ファーウェイ)、小米(シャオミ)、楽視(LeTV)など中国大手の携帯電話端末メーカーがインド進出を開始し、勢力を拡大。市場調査のカウンターポイント・リサーチによると、インドで2015年の中国ブランドのシェアは18%に達し、前年に比べ倍になった一方、現地ブランドのシェアは前年の48%から43%に低下した。
「インドの30歳以下の人口比率は70%の高水準に達し、約10億人が30歳以下と、市場には非常に大きなチャンスがある。我々は、インド市場が中国市場を超えるための準備をしている。向こう10年前後は、インド市場が世界最大の市場になるだろう」と、金立集団の劉立栄董事長は『中国経済週刊』の記者に話した。
「以前はインドで中国ブランドの知名度が低かったが、ここ1-2年は中国メーカーがクリケットリーグのIPLやインド映画界のボリウッド、テレビの人気バラエティー番組などのスポンサーとなったことで、多くのインド人が認知するようになった」という。