韓国産業通商資源部と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は15日、中国商務部や中国国際貿易促進委員会などと連携し、北京中国大飯店で「中韓FTA共同利用説明会」を開催した。両国の企業による中韓自由貿易協定(FTA)の積極的な利用を促進する活動となった。
両国が共同説明会を開催するのは、昨年12月20日に中韓FTAが正式に発効して以来初めて。中韓両国の企業代表ら200人余りが活動に出席した。韓国産業通商資源部は説明会について、FTA利用に対する現地の企業の認識を高め、両国企業による協力効果の実現を促進するためのものだとした。
韓国産業通商資源部は説明会後、「北京FTA利用支援センター諮問チーム商談会」を開催した。韓国企業による中韓FTAを通じた中国市場開拓を助けるため、同部は昨年4月、KOTRA中国貿易館内にFTA利用支援センターを新設している。商談会では、自動車部品など15分野の諮問委員が、開催中の活動やFTA利用で現地企業が直面する難題などについて参加者らと交流した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月15日