3社それぞれの考えには食い違いがある。焦って結論を出す必要がなくなった東芝。PC事業を切り離しても大きな構造改革は避けたい富士通。そして、将来の売却価値を高めるために人員や資産を抑えておきたいJIP。
ただ、各社とも構造改革は進める方針だ。東芝は4月にPC事業を分離し、現在は業界を跨いだ企業との統合や、早期の売却を模索する。富士通も分離したPC子会社をめぐり、海外メーカーや製造受託企業への売却を検討しており、統合の道を探る可能性もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月21日