2020年をメドに、東北地区は重要分野の改革で大きな成果を目指す。具体的には、◇産業のミドル・ハイエンド化、自主イノベーションと科学研究成果の転化能力向上、◇新型工業化、情報化、都市化、農業近代化の協調発展に向けた新たな枠組み形成、◇住民の所得増加と経済発展の足並みを揃えること、◇資源が枯渇し、産業が衰退した地区のモデル転換と発展に顕著な成果を上げること、――など。これらを踏まえ、さらに10年程度の時間をかけて、東北地区の全面的振興を実現し、国の柱となる重要な経済ベルトを目指す。
「意見」では、制度整備や構造調整推進、創新創業の奨励、民生保障と改善に関する政策措置を提起された。具体的には、◇市場との連携システムの形成と、活力に満ちた新制度の構築を急ぐ。◇戦略的新興産業と伝統的製造業の共存共栄、現代サービス業と伝統サービス業の相互連携、情報化と工業化が融合した産業発展の新たな枠組みなどの構築を急ぐ。◇イノベーション主導型の経済体系と発展モデルの形成を急ぐ。◇人々が改革成果を共有し、より多くの充足感を得られるようにする、――としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月27日