2014年の中国のロボット密度(従業員1万人当たりの使用ロボット台数)はたった36で、世界平均の62の約半分にとどまった。当時のロボット密度は韓国が478、ドイツが292で、中国とは大きな開きがあった。「ロボット産業発展計画」は、2020年までにロボットの年間生産台数10万台を目標とし、重点産業では大規模な実用化を実現し、ロボット密度150以上を目指すとしている。
中国ロボット産業連盟の宋暁剛秘書長は、「製造業はロボットの大規模な実用化の1つの分野に過ぎない。マッキンゼーの予測では、医療、国防・安全、サービス・生活分野が数兆米ドル規模のロボット市場を創出する見込みだ」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月28日