2016年主要20カ国(G20)の企業リーダーなどで構成された組織ビジネス20(B20)の反汚職フォーラムは28日、北京で開幕した。テーマは「反汚職が持続可能な発展を助長する」。
16年B20組織委員会の於平・副主任は挨拶で、「反汚職は6つある16年B20の重要議題の一つ。世界のビジネス界にとって、今回のフォーラムは汚職撲滅に向けて共通認識を形成し、経験を分ち合い、対策を検討する重要な場となる。我々は力を合わせ、反腐敗の意識を高め、コンプライアンスを強化し、国際社会の汚職撲滅を促し、清廉な経営環境を作り出す」と述べた。
このほか、国際商業会議所・不正行為対策委員会の副主席を務めるデゥリュー・アンド・ネピア法律事務所のデイヴィッド・シンガーCEO(最高経営責任者)、米フルーア・コーポレーションのデイヴィッド・シートンCEO、中国外運股フン有限公司の張建衛・副董事長などがフォーラムに出席し、開幕式で演説を行った。
フォーラム参加者は「企業コンプライアンスの強化と反汚職体制の構築」、「グローバル企業と新興市場企業の反汚職に関する経験共有の強化」、「反汚職の政策・法環境整備」の3つの議題をめぐって議論を交わした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月28日