「第12次5カ年計画(十二五、2011-2015年)」期に、中国の太陽光発電の設備容量は168倍増となり、再生可能エネルギー全体の増加率を上回った。「十二五」で目指した設備容量3500万キロワットの目標を半年前倒しで達成した。
中国国家エネルギー局が2015年に発表した「第13次5カ年計画期の太陽エネルギー利用に関する意見募集稿」で、2020年に太陽光発電設備容量が150ギガワットに上ると予想。向こう5年にわたり年平均20ギガワット増え、年平均の増加率は25%を超えるとの見通しが示された。
政策に支えられるなか、中国は世界の重要な太陽光発電市場の一つとなりつつある。中国は2013年から2015年の3年連続で、新規設備容量が世界第1位となった。2014年の新規設備容量は10.6ギガワット、総容量は28ギガワット。2015年の新規設備容量は15.13ギガワットで、総容量は43.18ギガワットと、前年に比べ42.74%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月5日