オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は8日、上下両院を解散し、7月2日に総選挙を行うと発表した。今後8週間にわたり選挙活動が展開され、雇用、経済成長、税収などの政策について、各党が重点的に議論する見通しだ。
ターンブル首相は、科学技術イノベーションの重要性を改めて強調。アジアのなかでも特に中国の経済成長がもたらすチャンスをつかみ、オーストラリアと中国、日本、韓国との間の自由貿易協定を利用して経済の成長と雇用の促進を図る必要があるとの考えを明らかにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月9日