蘭州軌道交通集団の段延智総経理は、中国で初めて黄河を通り抜けた地下鉄について、区間の長さが約2119メートル、うち黄河部分が317メートルに上り、深さは最大36.5メートル、浅いところで19.5メートルに達することを明らかにした。タイトな工期、複雑な施工地盤、高いリスク、重大任務という大きな特徴が4つあると説明。現時点で、世界に類似の地層に対応するシールドトンネル設計理論や施工技術は無いと指摘した。このプロジェクトは、中国国内のトンネル専門家、中国工程院会員の銭七虎氏や梁文灏氏などから「世界的な難工事」と指摘されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月10日