資源税改革が中国で全面実施へ 7月より従価税方式に

資源税改革が中国で全面実施へ 7月より従価税方式に。

タグ: 中国資源

発信時間: 2016-05-11 13:51:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の財政部と国家税務総局は10日、「資源税改革の全面推進に関する通知」を共同で発表し、2016年7月1日より資源税改革を全面的に展開する方針を示した。これまで徴収していた費用を全面的に整理して見直し、従量課税から従価課税に改める。資源税と費用の関係を見直し、公平で合理的、効率的に管理できる資源税制度を構築、その財源創出、経済調整、資源節約と有効利用、生態環境保護の役割を高める。

資源税は1984年に、中国国内で原油、天然ガス、石炭などの鉱産資源を採掘する組織と個人を対象に課税が開始された。国務院は1994年に発表した資源税暫定条例で、従量税方式による課税を決めた。2010年からは、原油、天然ガス、石炭、レアアース、タングステン、モリブデンの6品目について順次、従価税方式に改め、関連費用の徴収を見直した。

「通知」は資源税改革の全面展開について、資源税制度の問題を解消し、重大な政策決定であり、新時期の財政・税制改革の重要な一環でもあると指摘。課税対象は今後、水や森林、牧草地、干潟などの資源にも徐々に拡大される見通しだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月11日

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