中国人が日本の木材を爆買い?針小棒大の日本マスコミ

中国人が日本の木材を爆買い?針小棒大の日本マスコミ。

タグ: 日本の木材 日本マスコミ 日本の林業問題 中国経済  

発信時間: 2016-05-11 16:24:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 日本の林業問題に対する関心はもともと多くはない。しかしここ数年中国と結び付けられてから、急に変化が起きた。 日本のマスコミは、中国が山と木材を買いに来た、とまるで「狼が来た」といわんばかりの報道である。果たして本当だろうか。間伐した木材などはどうやって処理するのだろうか。砕いて家庭用の暖房機器で使う?小型火力発電の燃料にする?道路舗装に使う? こうした方法で大量の木材を処理できるのだろうか。

 中国経済の成長に伴い、日本は解決の道を見つけた。日本木材輸出振興協会と木材総合情報センターの2014年の資料では「日本の国産木材の一層の利用拡大のため、中国は重点市場である」ことが示されている。 日本の林業の専門家は「中国の建築消耗材や室内インテリア、家具などの木材需要は増加を続けており、木材の需要量は1.64億立方メートルから2007年の3.13億立方メートル、さらに2011年には5億立方メートルに拡大している。中国は世界の木材消費大国のひとつである」との見方を示している。 中日間では木材市場の相互補完性があり、加えてここ数年の円安傾向もあり、日本から中国への輸出は次第に増加。2014年の中国への木材輸出は68億円であった。しかし財務省が発表した2014年の対中輸出総額は13.2兆円で、木材の占める割合は0.0005%しかない。貿易の点から見ると無視してもいい数字である。 中国側から見ても、木材の輸入は重要な位置を占めてはいない。中国は70を超す国から木材を輸入しており、日本の木材のシェアは1%前後しかない。中国の建築基本法である「木構造設計規範」によって、日本に多くある広葉杉や枝垂糸杉は、棟木や柱に用いてはならないとされているためである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月11日

 

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